喜界町　林　歯科　歯医者　インプラント　顎関節症

林歯科医院では「三井記念病院口腔外科部長」の“津山泰彦先生”をお迎えして、インプラント難症例の手術も行っています。
林歯科医院では、離島にもかかわらず、トップレベルのインプラント治療が受けられるものと自負いたしております。　他の歯科医院で断られた方も、是非一度ご相談ください。

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◆参考サイト紹介

・パタカラ

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“パタカラ”は当医院にて扱っています。

左：メディカルパタカラA(大人用)　　右：メディカルパタカラC(幼児用)
近年、口唇の乾燥や歯肉炎の増加が若年層に目立ってきており、ペットボトルのお茶やリップクリームを手放せない若者が増えている。この背景には口呼吸習慣が影響していると思われる。つまり、口唇を閉じる力（口唇閉鎖力と呼ぶ）が弱くなっているためで、これには現代人の食生活や授乳方法、生活スタイルの変化が関与していることが予想される。さらに、口呼吸は咽頭炎を継発するが、「アトピー性皮膚炎」の一因に咽頭部の病巣感染を挙げている研究者もいる。中高年者においては、口唇閉鎖力の低下が舌の後方移動を起こし「いびき」の発生を容易にし、さらに「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」を引き起こし、重大な生活習慣病を発生させる一因になっていると考えられる。また、高齢者では脳梗塞や脳内出血後のQOLが問題になっている。医学の進歩によって一命は取り留めたものの、後遺症で口腔周囲の麻痺を呈することがある。そのような患者には「摂食・嚥下・構音障害」「流唾」が認められ、義歯が必要になっても口腔筋機能の著しい低下のため義歯を使いこなすことのできないケースも見受けられる。
写真1 口唇閉鎖力測定器	図1 年齢による口唇閉鎖力

口唇閉鎖力（口唇閉鎖力測定器：写真1）の成長発育は、男女とも18～20歳頃にほぼ出来上がり、20歳代以降の口唇閉鎖力は、男性で平均14～17N、女性で平均10～13Nであった。その後は大病をしない限り一定の値で推移し60歳前後から老化による口唇閉鎖力の低下傾向が認められ、80歳代の口唇閉鎖力は5～7Nまで低下（図1）し、幼稚園児とほぼ同様の値になった。口呼吸を自覚し前述した疾患や不快症状を持つ人は、各年齢の平均値から著しくかけ離れていることがわかった。

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●口唇閉鎖力を高める効果

睡眠時に楽に口を閉じていられるようになるので、就眠時の鼻呼吸が確保できる。これはいびきの防止効果だけでなく、唾液の蒸散を抑制するので、唾液の殺菌・清掃・擦過防止等の効果が十分に発揮され、歯周病や虫歯、歯面沈着物の予防に効果が期待できる。

●表情筋への活性効果

多くの表情筋は口輪筋と交わっている。そこで、直接口輪筋に負荷をかけることで、多くの表情筋に対して同時に負荷をかけたのと同じ効果が得られる。したがって、筋に麻痺が残っている片側においても、表情豊かになり、患者のQOLの向上につながる。

●嚥下筋および呼吸筋との協調作用

口唇をつぐむと舌尖部が上顎前歯口蓋側に触れてくる。この協調運動現象を言い換えれば、舌の下部に位置する舌骨上筋や舌骨および喉頭の位置が引っ張られて上前方に移動してくる。毎日繰り返し口唇に負荷をかけることでこれらの組織がストレッチされ、結果的に構音・摂食・嚥下障害への予防やリハビリが可能になると考えられる。

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