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歯並びが悪いと十分な歯磨きが困難となり、食べかすが溜まりやすくなります。それが原因で虫歯や歯周病になりなりやすくなります。
かみ合わせが悪いと十分に咀嚼できず、胃腸に負担をかけたり、発音への影響、顎の関節や筋肉の障害を起こしたりすることもあります。また、心理的にも悪影響を与えたり、成長期の子供さんでは顔面が歪むといった影響が出てきます。 |
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矯正治療において、小臼歯を抜くのは当たり前のように考えられてきましたが、昨今の健康ブームに乗って、なんでもない歯を抜くことは、体にとってよくないのではないかという疑問を、患者さんのほうが持つようになり、歯を抜いてまでは矯正治療をしたくないと考える患者さんが増えるようになってきました。
そして、顎の成長が途中の子供の時なら非抜歯で矯正できますが、成長の止まった年齢では歯を抜いて矯正しないと出っ歯になりますよという説明をする歯医者が多いです。
子供では、顎が成長している時なら意図的に顎を外側に大きく成長させれば、歯を抜かなくても矯正治療が出来るという考え方です。とにかく非抜歯矯正をするためには、子供のときから矯正治療を始めなくてはだめだという考え方が主流になってきています。
治療は、第一期治療と第二期治療に分けて行います。 |
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乳歯と永久歯が混在する時期に始める。咬合誘導、咬合育成などと呼ばれ、いうならば不正咬合を予防しようという考えです。 |
当医院ではこの時期、歯の裏側から使用する3D装置(写真1・2・3)と床矯正装置(写真4)を用います。 |
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外見上は目立たずに、上顎と下顎の大きさのバランスを整えたり、永久歯の萌出してくるスペースを作ったり、健全な顎の骨へと成長させてあげることが可能です。
早期治療の最大のメリットは抜歯の可能性を減らせることです。 |
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「第一期治療」は永久歯の生え揃う12~13歳頃まで行います。この装置単独では個々の歯の正確なコントロールは出来ません。が、患者さんによってはここで終了する場合もあります。
さらに必要な場合は次の「第二期治療」へと移行します。その場合でも「第一期治療」を行うことによって「第二期治療」の期間を短縮でき、外科矯正の可能性を減らすことが出来るのです。 |
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乳歯が永久歯に生え変わってから始める治療です。この時期になってから矯正治療をスタートする場合は、顎の成長は望めず、この時点で基本となる顎のスペースが小さすぎたり、歯列が小さいと、歯をきれいに並べるためには小臼歯を2~4本間引き(抜歯)しなければなりません。
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この段階で使用される一般的な装置がマルチブラケットシステム(写真5・6)です。 |
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歯の表面にブラケットを接着し、それにアーチワイヤーを通し、ゴムやスプリングを使って歯を動かす装置です。原理はワイヤーを線路にして歯が動くようにするのです。
この方法だと個々の歯を精密にコントロールできるのです。「第一期治療」を行った場合でも、仕上げの治療でこの装置をつける場合も多々あります。緊密な咬合を作り上げるためには欠かせません。 |
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