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やせ細った骨にインプラントを入れることは本来大変難しく、骨の再生手術(GBRなど)や骨移植が余分に必要になります。
ところが新しく開発された器具(オーギュメーター)を使えば、骨をドリルで削る必要もなく、ごく細い糸のような孔からインプラント埋入に足るスペースを設けることが可能になります。 |
その結果、骨を削除し、骨を失う通常の方法と違い、逆にこのシステムではさらに骨幅も厚くなります。
わざわざ骨を削るリスクのある大掛かりな手術をすることもなく、安全かつ確実にわずか一度で手術を終わらせることが出来るのです。
さらには、骨をドリルで削るガリガリした不快な音や振動、更には血液を飛散させることなく静かで穏やかに手術が出来るため、インプラント手術がより受けられやすいものに改善されました。しかも骨の薄い難症例ほど容易に威力を発揮します。 |
O.A.M.術式イラスト(/6)
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※Prev, Nextをクリックすると治療工程を見ることができます。 |
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- 粘膜骨膜弁を作らず、あるいは最小限で施術できる。
- 骨の削除量は最小でとどめられる。
- インプラント周囲骨の緻密度が増加。
- 骨形成期間の短縮やインプラントの骨内維持力の強化が期待できる。
- 襲撃が小さいので術後に疼痛や腫脹の発生率が低く、血液の飛散が少ない。
- 手術時の過剰な出血や骨削合時の振動などの不快感を抑える事が出来る。
- GBRなどに付随する術後の不確実性や、減張切開等による付着歯肉の喪失を防ぐことが出来、追加オペも避けることが出来る。
- 難症例である骨吸収の著しいナイフエッジ状の歯槽骨にも威力を発揮し通常1回の手術で終えることが出来る。
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●痩せた骨が太くなる
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骨はコンクリートのように硬いものと思われがちですが、実際には骨は伸縮性と弾力性に富んだ組織です。歯が抜けると、それを支えていた土台の骨(歯槽骨)はまたたく間に痩せて薄くなってしまいます。廃用萎縮といって必要なくなった骨は急速に収縮するのです。
O.A.M.では骨の中に細い針を差し込んで骨の内から外に向けて、少しずつ圧力をかけます。この圧力によって骨が押し広げられ、骨全体が太くなっていきます。この骨の伸張を利用することで、細く痩せてしまい、従来のインプラント手術が適さないケースにも適用が可能になりました。わずか2mmの幅しかない歯槽骨を数倍の幅に広げ、直径3~4mmものインプラントを埋め込むかとが出来ます。
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●インプラント体がしっかり固定される
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従来のインプラント手術はドリルで穴を開けるため、時には穴とインプラント体の間に間隙が生じて、それがぐらつきや不安定さの原因になって、いわゆる初期固定が出来ない状態になり失敗となることがあります。
しかしO.A.M.ではその間隙は殆どありません。それどころかいったん押し広げられた骨はもとに戻ろうとして、インプラント体の周りを締め付けて確実な初期固定を得ることができます。 |
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